廻日録 6月27日 菖蒲の候
2012
水曜日晴れ。早朝ブログの後、ザメ旅館発丹人にて7時50分過ぎ12x邸着。既にサシ左官が色粉をもって入場。上階の方でごそごそ誰かがいる。兄と二人でやってます、という。パーフェクチン赤の代わりにパーフェクチン調合色№7と大きくラベルが貼られている箱だ。エースモルタルにこの2色と藁を混ぜてハンドミキサーで撹拌。調合は一緒に間違いはないが、11y邸よりも色が大人しく見えるが何故かは?早速西側妻外壁面にとりかかる。トセタイルのトロは昨日に続いて、窓際タイル貼り。サブはポーチの束立て。ワサは小屋裏板モクセンの続き。今日から背面カウンターに立ってオフィスワーク。昨日12y様から依頼されたTV台のスケッチを続ける。壁の様子だが練り混ぜしていた色味より実際の壁塗りの様子のほうが暖かい雰囲気がする。11y邸風ではない。写真で検証してみると、藁の色の違いが出ているようだ。11y邸のサンプルとは違う色出しで、この色でいいんだろうかという迷いが。しかし、もう事は進んでいる。浴室のトロは壁タイルを終えて何をするのかと思い覗いてみると、昨日トセがVP管を切り取ったところにモザイクタイルを貼って見本のようにしている。入り口のアール段差である。図面よりアールが大きいが、どうなるか様子見とする。昼食時、壁のことも気になるし、TV台も気になるしで時間が過ぎて、今日は朝昼抜きになってしまう。午睡もなし。
12x邸 もう一方の納戸パッチワーク壁 |
昼過ぎ、ワサが化粧板を揃えている。小屋裏の板モクセンが終わったようだ。一番目立たないない壁面だがちょっと気合が入っていて面白い壁になった。本人も、楽しかったですと言う程だ。TV台スケッチ拡大版を描いたり、照明シェードとコード長さの検討。最後の玄関土間でコードの吊場所を検討。サブに残材で腕木器具をつくって貰うようにする。15時前キミ電気2人が来場。月末月初めが忙しいらしい。次週の約束をして、僅かの作業を終えて退場。トロは入口アールの下地造りから、浴槽下の防水材塗布。ここまでやれば完璧。サブはポーチ束建てと格子をきっちり1日で仕上げる。気になる外壁だが、色味は素朴な土色で現地の土とは違和感あるまでではない。11y邸と同じということが目的ではないし、この色は若い家族にはいいのかもしれない。17時過ぎてサブと今後の作業の詰めを相談する。18時前帰路。ザメ旅館泊。惣菜夕食。未明ブログ。