↑奥の三段窓は欄間(らんま)、中窓が貫を境に上下にわかれている実例です。手前は、オールドシーダ・バーンで使っていた古建具の雪見障子です。
○三段窓
三段窓は貫工法の壁から窓が生まれました。 二本の貫を省いて、モクセン板をガラス建具に取り替えれば、窓になります。 木の家シーダ・バーンの強力なアイテムです。 建具は貫や柱に直接収まるために、木製建具を選びました。三段窓は貫工法の壁から窓が生まれました。 二本の貫を省いて、モクセン板をガラス建具に取り替えれば、窓になります。 木の家シーダ・バーンの強力なアイテムです。 建具は貫や柱に直接収まるために、木製建具を選びました。 貫(ぬき)構造によって、欄間(らんま)、と地窓(じまど)、中窓(なかまど)に 分かれ、通風、採光を細かく調整することができます。 普段の生活には、サッシの方が便利でしょう。 しかし、阪神淡路大震災で、木製の雨戸、窓、ガラスが割れなかったのは、 なぜでしょうか。 数値では実証されていませんが、 「木の粘り、めり込む力、めり込ませる柔軟性」と考えられないでしょうか。 その木の窓から、風を家に取り込み、 日々の開け閉めが細やかにできます。特に初夏、梅雨時は、エアコンを使わなくて済みます。 実は大阪や神戸に発達した近代和風の木の家の窓には三段窓が多かったです。 伝統の知恵を拝借しながら構造と窓枠が一体化させることによって、シンプルモダンが誕生しました。三段窓のバリエーションは、貫(ぬき)の位置によって、イロイロなデザインが用意されています。
写真を見ただけでも手触りや温かみを感じるのは、木のおかげです。 防犯も兼ねた桟に、霞の面取りガラスが入っています。 これでレースのカーテンがなくても、外から見えにくいです。 カーテンを否定するわけではありません。カーテンに吸い込まれるホコリが原因の、ハウスダストが軽減されます。 面取りしていますから、そこからキラキラした光が差し込まれ、おのずと外部の様子も感じていただけます。
○霞(かすみ)面取りガラス 霞(かすみ)と透明イロイロ
1.面取りガラスです。 2.面取りガラスで、外部と程よい関係。3.面取り部分から、お日様が程よく入ってきます。
○回転窓や透明硝子とのコラボ
○ステンドグラス
○開き雨戸と木のガラス窓
ヨーロピアンスタイル+日本伝統=cdabarn(シーダ・バーン)
○網戸
こちらは銅の亀甲居りと平織りを合わせた網戸です。勿論普通の網戸もご用意できます。