●見学
Q.見学できますか?
A.できます。詳しくはCONTACTをご覧ください。
●設計依頼 1
Q.設計依頼したいのですが?
A.1回目の見学で風通しのいい木の家シーダ・バーンに大いに共感されている方は、日を改めてキッチン等のプライベートゾーンをご見学いただけます。その段階でご不明の点がないようでしたら、設計監理の詳細に関してご説明をすることになります。なお個別相談は設計契約(初回費用発生します)後となります。
Q.木造以外でも設計依頼できますか?
A.菊竹清則設計事務所で20年近く勉強してまいりました。1級建築士事務所ですから何にでも対応することができます。
Q.木造住宅は伝統工法以外でもできますか?
A.できます。工法については、解釈の違いも多様にありますので、直接ご相談ください。
Q.増改築でも設計依頼できますか?
A.できます。古民家や和風・洋風増改築願うところです。戦後の住宅の在来工法の住宅の増改築の場合はその工法を受継ぎながら考えることが大事と考えます。時間的にも金銭的にも困難と忍耐の伴うものです。
Q.遠方の場合も依頼できると聞きましたが?
A.できます。兵庫県芦屋市が事務所の本拠です。近くであれ遠方であれ距離に応じた交通費の差があらわれてきます。基本的にはその費用の問題のご理解をいただければ構いません。工事契約の話もかかわってきます。
詳しくは後段
●施工管理関係
Q.遠方の場合の工事管理はどの程度まで可能でしょうか?
全国CDBARN MAPをご覧ください。
Q.設計契約まではスケッチ等はでないのですか?
A.具体的なスケッチやアイデアは全て設計契約調印後から出ます。ご不安もあるかと思いますが、
この道50余年設計の道を歩んできました。皆様、設計案の出来についてはご納得いただいています。
●設計依頼 2
Q.確認申請業務の依頼は?
A.設計業務の中に入っています。ただし、審査の料金(数万円)は別途かかります。審査機関から建築主名義で領収証が発行されます。中間検査、竣工検査野場合も同様です。
Q.確認申請以外の業務の依頼は?
A.各行政庁によって異なりますが、事前申請があれば,設計業務に入ります。その他、農地転用や開発行為等の許可申請の必要な場合は、別途業務となりますのでご注意ください。
Q.準防火地域に家を建てたいのですが、シーダ・バーンの雰囲気を保てますか?
A.風通しのいい木の家シーダ・バーンの雰囲気を保てます。すでに数件経験しています。
Q.マンションのリフォームを依頼出来ますか?
A.もちろん出来ます。そもそも風通しのいい木の家シーダ・バーンの生まれる動機は、20年来のマンション暮らしだったのです。一戸建ての風通しのいい住宅、家を建てる機会に恵まれました。、現代住宅と対極にあるようなシーダ・バーンができたのです。変わりないのは都会暮らしであることです。長年のマンション生活の経験と無垢の木、風通し、自然素材、木組みのシーダ・バーン的自然素材を活かすことにより、独特のリフォーム空間が誕生します。マンションは制約が多いです。例えば漆喰をぬるのが困難な場合は、和紙等を張ります。実際に施工した実例があります。ダストアレルギー等でお悩みの方にも、カーテンなしの実例がございます。
●施工管理
Q.施工業者はどのように決めるのでしょうか?
A.いわゆる工務店の請負方式とは違って、設計事務所が工事管理も手がけるCM(Construction Management/コンストラクション・マネジメント/建設工事管理運営)委任方式を採用しています。風通しのいい木の家 シーダ・バーンは手仕事の繰り返しによる住み心地いい家・住宅ですから、どこよりも当事務所が一番詳しいので、工事管理も手がけています。
Q.請負契約でなくても工事が可能なのですか?
A.近年シーダ・バーンは、工事管理の透明化、可視化をしています。施主と建築家によるCM方式が普及し始めています。詳しくは、世界文化社「低コストの住宅傑作選」をご覧ください。
Q.知り合いの工務店に工事依頼は不可能なのですか?
A.一括請負契約、金額の透明化、可視化、3者による意思疎通等の問題点が解決できれば不可能ではありません。 多少時間がかかりますがよくご相談ください。
Q.遠方の場合の工事管理はどの程度まで可能でしょうか?
A.全国CDABARN MAPをご覧下さい。施工は通常の委任方式の直接管理(工務店の介在しない)で、分離発注という方式です。私たちの仕事ぶりのご案内を経て、共鳴する大工さんの中から最適の方を選びます。他の職人さんですが、その棟梁、施主、或いは全国展開している関西業者など様々なルートを絡めて見つかっていくのです。 金額的には、事務所からは担当者が常駐し所長(建築家)の往復費用や担当者の宿舎費用が発生するということです。通信費、宅急便代等がかかります。工事金額は、関西の職人が、出向いたとき交通費、宿泊費がかかります。地元の職人さんが居る場合は、近辺の工事と同様です。 設計監理と称して地元の工務店に金額も工程も委ねる方式はとれません。 肝心なのは、設計施工共、家の隅々まで建築家のチェック機構が働き、施主との連絡がクリアーであることです。近年その手助けとしてパソコン、携帯、写メール、光電話、ファックス等が駆使されつつあります。近郊でも、遠隔地でも距離が縮まっています。お施主様とは、見学時からのお付き合いです。設計事務所がお施主様のパートナーとして、工務に責任を持つ委任方式が、お施主様に貢献すると考えています。
●素朴な疑問 1
Q.伝統工法と在来工法の家の違いを説明ください。
A.伝統工法は木と木を組み合わせる木組み手仕事の工法です。1箇所1箇所の強度よりも全体で出来上がった強度によって地震等を受ける工法です。在来工法は木と木を金物で固める合理化された工法です。両者は共通して軸組み工法とも呼ばれます。両者の工法では費用,工期,耐久性,地震時の揺れ,内装仕様等に大きな違いが出てきます.日本では名前の通り木組みの伝統工法がオーソドックスでしたが,高度成長による近代工業化社会の成熟とともに在来工法が大勢を占めています. 風通しのいい木の家シーダ・バーンは木組みの伝統工法のもち、風通しのいい木の家が持つ特徴を大事にしています。
Q.気密に対する考え方はどうですか?
A.特に冬場の暖房に対して気密性がどのくらいあればよいかです。風通し木の家シーダバーンでは,骨太の構造材として,厚板,重い瓦,土,モクセン板など蓄熱性を重視しています。また、近年、構造用合板とモクセン板の間に貫板を入れて、温度差の激しい地域でも対応しています。薪ストーブやペレットストーブを活用されているお施主様もいらっしゃいます。大事なことは、新建材の床材等で足の裏から体温を奪われることや、気密性を重視するあまり,窓廻りのみならず壁、屋内での結露、結露によるカビ、人為、規制外の建材・接着剤によって、シックハウスにしてしまうことの方が問題と思います。
Q.坪単価の標準はありますか?
A.あります。現在65万円/坪(税込・設計料別)を標準にスタートしていますが、この坪単価以下にする工夫もあります。着地点も狂わないよう注意を払っています。 当然この中に入るもの入らないものがあります。都市的な暮らし(関西地方中心)に不都合がないよう機能・性能を揃えています. 防火地域制限とか密集地域等の特殊条件,断熱や暖房等の特殊要望がなければこれで進めます。 直接ご相談ください。
●素朴な疑問 2
Q.坪単価の安い家との違いは?
A.先日値段のびっくりする程安いバイキングレストランに入ってみました.結局どれも冷凍食品,レトルト食品のオンパレードで,どれひとつ満足できません.家でゆっくり食べたほうがよかったと思いました。 住宅も同じで,極端に安い場合は後で取り返しつかないこともあります。
Q.工務店と大工さんはどう違うのですか?
A.工務店は規模や経営の考え方によって様々です。一般住宅は大手のハウスメーカーの下請けとして、小規模な工務店が入っていることが多いです。この工務店の特徴は、元大工さんとか何かしら、建設現場に携わった人が多いです。その人が、実質的な段取りをしたり、職人の手配をします。当然その人の働きの分が建設費に上積みされます。風通しのいい木の家シーダ・バーンの家づくりでは、まずは現役の棟梁を、職人としてお願いしています。
Q.耐久性について.長持ちする家なのでしょうか?
A.軒の出が長くないと風雨にさらされます。基礎や土台が高くないと湿気やすくなります。屋根の勾配が緩かったり陸屋根だったりすると雨漏りの原因となりやすいです。窓が小さかったり少ないと風通しが悪くなります。中でもお風呂場やキッチンは白蟻対策上も要注意です.木造住宅は湿気対策が基本です.設計上はもちろんのこと,暮らしの中で手間隙(ひま)を厭わなければ,実は木造建築が一番長持ちであることは歴史が証明しています。
Q.火事になったときが怖いのですが?
A.風通しのいい木組みシーダ・バーンは厚板で骨組みするので、板材も分厚くできています。野地板も厚板を使います。実際,役所でも厚みによっては耐火構造と認めてくれます.焚き火をすればわかりますが,いわゆる「ごつい」木は表面だけが焦げますが燃えにくいのです.また合板と違い有毒ガスも発生しないので火事のとき、逃げる時間を稼いでくれます。薄くて接着剤の入った新建材を多用する現代建築より有利と言えるかもしれません。
Q.本当に地震に強いのですか?
A.そもそも,木材は重さに比して強度が高いので構造的に有利なのです。柱と梁、梁と梁などを蟻がけや追っかけだいせん等の技術の上に木の粘りを引き出す知恵で、非常に堅固な木組みが出来上がります。共振することによって、地震を受け止める考え方です。傾いたら、引き起こすという考え方です。建築申請等については、合板耐震壁で審査を通っています。現代的な耐震力も確保しています。
●工事の参加
Q.手刻みや墨付けの仕事に就きたいのですが
A.木の家シーダ・バーンは大工さんの手仕事の繰り返しを基本としています。効率化のために工場でのプレカットをしないのは、若い職人を育てる意味もありますが、何といっても木と木の組み合わせの妙は手仕事しか出せないからです。しかし現在都市部では極端な人数不足に悩んでいます。有志の方は是非ご一報ください。実際にご連絡いただきました大工さんが2名いらっしゃり、現場で働いていただいています
。お一方は、シーダ・バーンの近くで仕事をしていたおり、シーダ・バーン上棟工事をみて。もうお一方は、HPをみて、ご連絡いただきました。
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